タイベック®生地でオリジナル雑貨を作成する際の注意点。

タイベック®(Tyvek®)は、米国デュポン社が独自開発した高密度ポリエチレン不織布です。
見た目は紙のようですが、強度があり破れません。しかし、軽さは紙並みです。
防水ですが、通気性もあるという素材です。
防水性でありながら通気性もあり、強度もあって、紙のように薄い!という事で、日本ではハウスラッピングに使われている事が多いです。

日本を拠点に移す数年前から、日本に出張に来るたびに『生成りのトートバッグやエコバッグが溢れすぎ』で、面白くないなぁと思っていました。それで、前々から面白いなぁと思っていたタイベックの生地をHPで紹介しました。すると、興味を持って頂く事が多くなってきました。

それに伴い、色々と質問される事も多いので、タイベック生地でオリジナル雑貨を作成する際の注意事項を以下にまとめてみました。

1.熱と摩擦に弱い。

基本的には不織布なので、熱と摩擦に弱いです。よって、転写で印刷する場合は低温転写でしかのりません。

シルク印刷をするには、自然乾燥で乾かすことになります。

ずっと使っていると若干毛羽立ってくるのも、不織布と同じです。

2.基本的に生地色は白のみ。他の色は印刷している。

色は基本的に白のみです。色んな色がありますが、それは白の生地に印刷して色をのせている事が多いです。

なので、シルク印刷する際は、注意が必要で、淡い色だと生地色がシルク印刷の印刷色に影響する事があります。

グレーのタイベック生地にシルク印刷

このグレーの生地は、白い生地の上に黒のインクで印刷しているので、その上にシルク印刷すると、色によっては下生地の色(ここでは灰色)の影響を受けます。この場合はグレー+黒文字だったので綺麗にみえます。例えば、下の写真の赤のシルク印刷をこのグレーの生地にした場合は、赤の文字がどす黒い赤になりました。(※2017年11月17日追記:この印刷問題は大分改善されました。こちらの記事を参照下さい。)

 

白いタイベック生地にシルク印刷

ロゴの関係上、赤の発色が重視されたので、白の生地に印刷した案件です。どれくらい影響するのかは、実際テストしてみないと分からないです。

 

低温転写

低温転写にすれば、下の生地色の影響を受けずに印刷が可能ですが、コストが大幅にUPします。そして、やはり最終的には剥がれてくる可能性もあります。費用とデザインのバランスは、悩ましい所です。

※2017年6月12日追記。低温転写ではない方法でのフルカラー印刷も可能になりました。

3.タイベックは厚みや質感でいくつか種類があります。

我々が購入している業者さんは主に6種のタイプを扱っているそうで、生地のサンプルも手元にありますが、よく使用されていて、常に在庫があるのが、1443Rと1070の2種類のタイプだそうです。よって、我々は主にこの2種類の生地をお客様にお勧めしています。

柔らかい1443Rは価格が安く加工しやすいですが、印刷はしにくいです。硬い1070は紙のようです。

タイベックの生地見本

 

以上、よく質問される内容を3つ挙げてみました。

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色々な商品を作成しておりますので、ご興味ある方はお問合せよろしくお願いします。

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