オリジナル商品のコピー、工場余剰品流出、偽造防止の為の提案3点。

2017年も残り数日です。

中国はこれからが年末となるので、仕事上ではあまり年末気分もありませんが、日本での年内納品も全て間に合い、ほっと一息です。

振り返ると2017年の後半は、新規のお客様で特にアーティスト(歌手、漫画作家)グッズに関わる事が多かったです。

結果、イベントに関わる案件が多かったので、納期面で厳しい面もありましたが、問題無く対応出来ました。対応してくれた中国サイドのスタッフに本当に感謝、感謝です。

アーティスト関連商品や版権が発生する商品について、よく相談されるのが『コピー品』の問題です。

心配されるお客様に対しては、弊社では主に以下の3つの方法をご案内しております。

タグ、シール(ホログラム付き等)、下げ札等は日本から提供する。

これが一番多いケースです。

日本から正規品である事を証明するタグやシールを数量分(予備多少)を提供してもらい、工場に提供するケースです。

中国で織りネーム、下げ札、シールを作成する場合、ミニマムでも数千単位の数量が必要です。

よほど有名なブランド以外は、工場もわざわざ発注して手配する事をしません。

生産分だけ提供すれば、工場余剰品の流出等の管理もしやすいです。

ただ、不良品発生の事を考慮して、予備分として多少多めに提供してあげた方がスムーズだと思います。

 

パッケージを工夫する。

これは、弊社の外注先工場に依頼する場合、場合に応じて対応する方法です。

1社に全て任せてしまうと、『この商品が売れている!』と分かった際に、量産時に水増しで生産して、余った部分を中国市場で安く流される可能性があります。

以前、この手の商品がタオバオ等で出回り、個人輸入されている方経由で日本市場に入ってしまい、対応に苦慮したとお客様から相談うけた事があります。

1社に全てを任せてしまうのはよくないので、上記にあげたシールを数量分提供する対応をと共に、パッケージ(PETのブリスターパック)を中国で別手配にし、梱包時に提供して不正防止として最後に蒸着する事にしました。

ブリスターパックは、金型を作成する必要があるので、別手配にするとわざわざ真似して作成する事は少ないと思います。

この商品は類似商品がネットで出回りましたが、この工夫をしたので、全く同じパッケージのモノが出回る事はなく、日本に類似品が輸入されてメーカーに報告される事は防げる事ができました。

 

最終アッセンブリ(組み立て)を日本で対応する。

こちらは雑貨商品で良く対応している方法です。

各パーツは中国で指定のモノを作成し、各パーツの組み合わせと包装を日本で対応するものです。

例えば、バッグチャーム等でしたら、メインのモチーフ(例えばファー)、チャーム、チェーンをそれぞれ各業者で手配送付し、日本で最終的に合わせると、中国の業者は最終出来上がりを知ることは出来ないので、そのまま真似する事は出来ません。

他に、梱包だけ工夫するという事をしてもいいです。

 

まとめ

上記簡単に3つの方法をご紹介しましたが、要は以下のポイントです。

信用しすぎない。

ひと手間を惜しまない。

それでも、コピーされる時はコピーされますが、それは『人気があって評価が高い商品』という証拠でもあります。

今までの経験上、残念ながら、そこまで完璧コピー品が中国市場に流出したケースはありません。そこまで大きな案件に関わってないという事なのかもしれませんねぇ。

海外生産でコピー品対策でお悩みの方は参考にして頂ければ幸いです。

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