フルカラー印刷|デジタル印刷、昇華転写印刷

今日、東京は雪です。

11月に雪が降るのは54年ぶりだそうです。

寒いです。。。

先週、またまた香港と広州に出張に行ってたんですが、現地では半袖着ていましたから、この温度差はツライです。

広州では、旧正月に向かての話を中国のメンバーと話しました。

弊社の縫製の縫子さんスタッフは、田舎から出稼ぎで広州に来ている人が殆どなので、旧正月明けに戻ってきてくれるかどうかは、非常に重要なのです。幸い、弊社のメンバーは長い人が多く、来年も全員戻ってきてくれると回答もらいました。良かったです。

そんなこんなで、旧正月前はすごく忙しくなるんですが、今年はフルカラー案件が急激に増えていて、例年と少し状況が違っています。

OEM商品なので、ここに写真を載せるわけにはいかないのですが、ここ数年で中国のデジタル印刷技術は大幅にUPした上、小ロットでの対応可能な印刷業者も増えてきて、弊社もお客様に勧めやすくなってきたので、ここ半年ほど色んな会社様に紹介していました。

ただ、デジタル印刷もどの生地でも印刷可能で、同じ効果か、というとそうでもなく、生地によって使用できるインクも違ってきますし、出来上がりの効果も違います。

下の写真は、我々がお願いしている印刷工場のデジタル印刷可能な生地と使用可能なインクの一覧です。

デジタル印刷適応生地一覧

デジタル印刷適応生地一覧

中国語なので分かりにくいかもしれませんが、縦が生地の種類、横がインクの種類です。

生地(素材、地の色)やインクによってカラーの発色も違ってくるので、やはり実際の試作は絶対に必要だと思います。

こちらは帆布生地へのデジタル印刷です。生地が粗いので、細い線を再現するのは難しい感しいです。

あと、デジタル印刷以外に、昇華転写でフルカラーを表現する方法もあります。

当初、デジタル印刷で話をしていましたが、よくよく聞いたら、昇華転写が可能な素材でもOKという事だったので、そちらに切り替えて作成するケースもありました。

こちらは昇華転写という方法でフルカラーを印刷した商品です。

 

日本に拠点を移してから、商品を作った事のないお客様からのお問い合わせが増えています。

素材の特性、印刷方法やデザインによる制約条件等、我々の方から説明させていただいて、納得してから、デザインや素材等の仕様を決定して頂けると、無駄がないんじゃないかと考えております。

どうぞ、何かオリジナル商品を作りたいけれど、よく分からない、という事があれば、お気軽にお問合せ下さい。

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