スタンプでロゴ入れ。タイベック生地にも対応可能かも。
目次
タイベック生地の名入れ用商品をいくつか用意しています。
我々は、元々起業したのが中国で、基本的にはお客様の要望をカタチにしていくスタイルからスタートしました。ただ、0からオリジナルを作成するには、どうしても数量が必要です(特に海外は運送費の事もあり数量が無いと逆に高くなります)。日本で直接営業をスタートした際に、量の問題で諦めて頂くほかなかったお客様があまりに多かったので、要望の多かったタイベック生地を中心に、いくつかのアイテムは自社で在庫を持って、日本で名入れ印刷(既存品に後から印刷を入れる方法)をするサービスを開始させました。
当時の様子はコチラに紹介しています。
小ロットにのしかかる版代問題。
しかし、シルク印刷の場合は、どうしても版を作成する必要があり、量が少ないと商品に対して版代の負担が大きくなります。タイベックは熱に弱く、オンデマンド印刷が難しいので、この版代問題が気になる点でした。
スタンプでロゴ印刷しているケースを発見。
弊社は印刷会社では無いので、印刷部分は外注しています。慣れてるお客様によっては、お客様の方で馴染みの印刷会社さんがある場合も多いようなので、無地の商品を購入し、印刷はお客様の方で手配して頂く事を勧める事も多くあります。そんな中、よく無地の商品を購入して頂くお客様の商品をたまたまネットで見つけました。シルク印刷が難しい場所にロゴが入ってるので、不思議に思ってよく見ると、どうも手書きかスタンプでのようでした。
試してみた結果。
以前から海外旅行用の財布として弊社のタイベック生地のコインケースを使ってくれている友人に、新しい無地サンプルを提供し、『スタンプでロゴ印刷できるかも』と話したところ、スタンプをオーダーして試してみたそうです。こちらが友人のオリジナルスタンプを押したコインケースです。イラストはフィリピンで有名なキャラクターのパロディだそうです。フィリピンは治安も良くないので、このタイベックのコインケースは丁度いいそうです。元々、フェスとかアウトドア用にいいかなと思って作ったアイテムですが、海外旅行用にも有効のよう。
スタンプで印刷したコインケース
インク次第なのかもしれません。
私も教えてもらったインクで試してみました。スタンプは自作ではなく、メルカリで安く売ってた中古品を利用です。
こちらのインクは、生地や木にも使えるそうです。スタンプを押して、乾かした後で水に濡らしてみました。ただ、インクの付き方や押す時の力の入れ具合で出来上がり具合にだいぶ差が出ます。個性(味)が出ていいような気もしますが、これは捉え方の問題があるかもしれません。
水に濡らしてみたところ
ちょっとインクが落ちる所もありましたが、基本的には問題なかったです。タイベック生地は防水なので、内側は全く問題はありませんでした。
結論
30個以下の小ロットならば、スタンプ利用を考えても良いように思いますし、複数アイテムを作りたいなら、オリジナルのスタンプを作るのも楽しいかもしれません。これはあくまで1つの提案です。