レジ袋有料義務化の流れ
経済産業相が、スーパーなどで配られるプラスチック製のレジ袋の有料義務化(無料配布の廃止)について、来年4月1日の実施をめざすこと明言したというニュースが先週大きく報道されていました。
世界的にプラスチック製の消耗品を削減しようという流れは確実にあって、それは海外の展示会に行くとよくわかります。
とくに顕著なのがストロー!
プラスチックストローの代替品の展示が近年本当に多いです。
レジ袋に関していうと、有料化とか禁止にしている国も多いし、日本でも有料化を義務付けている地方自治体も多いので、この流れは止められないだろうとは思っています。
弊社がエコバッグを作成し始めたのがエコサミットと言われた2008年の洞爺湖サミットあたりからですが、地方自治体のレジ袋無料化のニュースが出るたび、その地方からの注文が入るので、今回のニュースのインパクトは大きいかもしれません。
実はコットンや麻の生地の取り扱いもしていますが、日常使いのエコバッグとしては染みたり、濡れたりで結局使い勝手が良くないとのことで、ナイロン/ポリエステルのエコバッグの需要が多いです。
ナイロン/ポリエステルは石油由来の合成繊維なので環境に良くないんじゃないの?と思う方も多いかもしれませんが、有害物質のダイオキシンが発生しませんし、ちゃんとした焼却炉で燃やすと特に有害物質は発生しないというのが一般的な認識です。。下記サイト参照。
「化学せんい」は、環境にやさしいの? (出典 日本化学繊維協会サイト)
一時期大問題になったダイオキシンですが、実は今よく使われているポリエチレン製のレジ袋は燃やしてもダイオキシンは発生しません。どちらかというと、「使い捨てでゴミの量が増える」ことが問題視されている風潮ですね。
ご興味ある方は、こちらを参考にしてください。
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