シリコンリストバンド(ブレスバンド)の主な活用方法
来年東京でオリンピックが開催されるという事で、シリコンバンドの問い合わせが地味に増えて来ています。
創業当時(2005年頃)にアメリカで大流行りしていたシリコンバンド。
我々がノベルティを扱うようになったキッカケになったアイテムです。
アメリカ滞在中に、その流行具合を見て、その後中国の広東省に戻った際にOEM生産をできる工場を探して、ネットで紹介しました。
ただ、そのころ日本に会社もなく、中国からネット経由での宣伝は何の効果もなかったので、日本で代理店をやってくれる会社と組んでオーダー受注を取る仕組みを作ってかれこれ15年ちかく…。
以前の大流行した時の盛り上がりは無くなりましたが、代わりに、使用面が多岐に渡って、文化としてなじんできたようにも思えます。
直接のお問い合わせが増えてきたので、日本での活用法などを以下、用途に分けてご紹介したいと思います。
目次
用途1.寄付&チャリティ
シリコンバンドの発端がアメリカの癌患者とその家族の支援活動を行っているリブストロング財団の黄色い『LIVESTRONG』バンドなので、寄付やチャリティで使用される事は多いです。日本では「世界中から貧困を無くす」啓蒙活動のホワイトバンドが有名になりましたね。
特に日本は、災害も多いですし、赤い羽根募金や緑の羽根募金に代表されるように、寄付すると何かついているケースもよくあり、羽根の代替品のように使われている事が多い気がします。
弊社が作成している某目リンスポーツ関係のシリコンバンドは、海の清掃をした際に配られたり、イベントで販売されたりするそうで、売上の一部は海清掃の活動に寄付されているそうです。
下は東北大震災の際に広東/香港にいた日本人有志から資金を募って弊社で作成したシリコンバンドです。これを各国にいた友人に配って販売してもらい、その売上を寄付しました。
用途2.スポーツ&音楽フェスグッズ
アメリカで『LIVESTRONG』バンドが流行った時に、多くのアーティストやスポーツ選手が独自のバンドを使ったチャリティ活動を行いました。その流れで、コンサートのグッズとしても沢山オリジナルのブレスバンドが作成されました。日本でも、コンサートのグッズ作成や球団グッズとして作成する事が今でも多いです。
用途3.仲間意識を高める為(お祭り、サークル、塾)
お祭り、学園祭、体育祭の実行員会やクラブ活動等、団体でのイベントにユニフォームを作る感じで仲間意識を高める為に使われることも多いです。
変わったところでは、毎年受験シーズンに合わせて、塾から冬休み合宿で使用する為にオーダー頂きます。こちらの塾からのオーダーは、もう10年ちかく続いています。
その他:蚊よけ、安全用
シリコンバンド自体は、単なる雑貨で特に効果はありませんが、シリコンに薬剤を混ぜて蚊よけとして使ったり、蓄光材を混ぜて、夜間でも光るようにして夜間の安全用のように使われることもあります。
ただ、薬剤は、効果のある期間が曖昧で、永遠に効果があるわけではありません。蓄光は、日中光に当てておかないといけないので注意が必要です。
参考用:海外の面白い用途
海外では、もうほとんど使われていないのだと思ってたんですが、そのことをSNSで挙げたら、アメリカとヨーロッパの友人から、そんな事ないよ、というコメントが入りました。
アメリカでも、幼稚園や学校のイベントで今も配られたりするそうですし、ヨーロッパの友人からは写真が送られてきました。
特にアムステルダムにある「ハイネケン・エクスペリエンス」という体験型ミュージアムの活用方法は面白かったです。
下のシリコンバンドを入場時にもらえるそうで、そこにはトークンが2個ついてて、それを外してビールを飲めるそうです。トークンが無くなっても、記念品として残るし、単なる入場券よりうれしいですよね。これは、いい使い方だと思いました。
オリジナルでシリコンバンドを作りたい方は是非お気軽にお問い合わせください。